インラインスケートで滑ってみる
仕事の疲れのためか、起きるのが遅くなった。遠くに出かける時間もないし、家でダラダラするのも好きではないので、インラインスケートを持って、河川敷にあるサイクリングロードに向かった。
インラインスケートをやるのは、久しぶりだ。体が覚えてくれていれば良いが。転倒時の怪我の防止のため、手の甲、肘、膝のパッドを着ける。少しの緊張と少しの高揚感を覚える。立ち上がり、滑り始める。疲れのせいか、それとも久しぶりなためか、体が重い。インラインスケートは、スキーに感覚が近いというが、スキーでも止まることが苦手だった私にとっては、止まることは大変な労苦だ。使っているスケート靴には、ブレーキー用のパッドが踵に付いていているが、それでもうまく止まれない。しかもサイクリングロードのため、自転車がたくさん通るし、散歩の人も多いのため、注意しながらゆっくり滑る。
だが、30分も滑っていると、徐々にだが体が慣れ始めた。靴が地面を切る音が速くなってゆき、腕の振りとホイール(車輪)の回転がシンクロしてゆく。スピードと目線の違いのためだろうか、自転車で何回も通ったはずのサイクリングロードが、全く違うものに見える。はるか前を歩いている人が、みるみる近づいてくる。ああ、インラインスケートも結構楽しいものだな。いまさらながら、思い出す。
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